今回は、絵本「みにくいマルコ」の謎や疑問を調査しました!
・マルコの口が縫ってある理由は何?
・マルコの口が縫われているけど食べ物は食べられるの?
・マルコは会話ができるの?
・スコップはなぜ口封じされなかったの?
・ララの父親ダンの職業は何?
・ルビッチとアントニオが登場するけど成長していないのは何故?
・今回の絵本にマルタサンポーニャは登場する?
・えんとつ町にモンスターがいる理由は?
・絵本に『映画えんとつ町のプペル』の看板があるの?
・ボルダリング施設とコラボ予定なの?
「みにくいマルコ」も西野さんの自叙伝的な物語で、切ないラブストーリーです。
絵もとても素敵なのですが、とても奥が深い内容になっています。
絵本ではとっても珍しく、「副音声」としてマルコの裏話を約50分ほど語ってくれました。
「副音声」の内容も引用して紹介させていただきました。
マルコの口が縫ってある理由がヤバイ!
絵本の主人公のマルコの口が糸か何かで縫われています。
その理由は「えんとつ町」の秘密を喋らないように口封じの意味があったのです!!
【えんとつ町の秘密】
①えんとつがたくさんある理由は、えんとつ町は島全体が巨大な火力発電所だった。
②発電した電力を他の国や町へ輸出して、代わりに木材や食料などを輸出していた。
③海底トンネルで貿易をしており、トンネルを掘っていた労働者は口封じをされていた。
マルコは炭鉱夫だったと絵本に書いてありましたが、実はトンネル掘りの労働者でもあったのでした。
えんとつ町が外国と貿易していた秘密を喋らせないために、マルコたち労働者は口を縫われて口封じをされてしまったんですね。
この話は、『小説幻冬 6月号:Amazon』と『幻冬舎plus』というサイトのインタビューで原作者の西野さんが語っています。
もう言っちゃいますが、えんとつ町の秘密と関係があります。
日が差さないえんとつ町では植物が育たない。でも、(映画を観た人は気づいているかもしれませんが)紙芝居のおじさんが拍子木を鳴らしていたりとか、食卓に野菜があったりとかする。
映画の次回作以降でも明かしていきますが、えんとつ町は、海底トンネルで外とつながっていて、(町の人たちには内緒で)貿易をしているんです。食べ物や木材を輸入して、代わりに電気を輸出していた。
つまり、えんとつ町って超巨大な火力発電所だったんです。
その話、映画の副音声の第二弾でも、たっぷり話してましたね!
その秘密のトンネルを掘っていた労働者がいる。その一人がマルコ。そのことを口外してはいけないので、マルコの口は縫われているんです。(外の世界があることは)黙っておけ、しゃべったらいけない、と。それで、今回の物語の中でも、うまくしゃべれなくなっています。
口が縫われていることで、マルコの生活に支障がでますよね?
疑問に思ったことを考察してみました。
マルコの口が縫われているけど食べ物は食べられるの?
マルコの口は縫われてはいますが、口が全く開けられないことはありません。
絵本でも開きにくそうですが、口が開いている場面がありました。
ララとカフェでデートしたときに、コーヒーを注文していました。
飲食ができる程度には口を開けることができるのだと思います。
マルコは会話ができるの?
絵本の中で主人公のマルコは一切セリフを言っていません。
マルコは口が縫われたせいで、会話ができないのでしょうか?
マルコは上手く会話をすることはできませんが、全く話せないこともないみたいです。
絵本は3年後の『えんとつ町』の話なので、「縫われた口の糸を切っても良いのでは?」と思いました。
もしかして、海底トンネルで貿易をしていたことはまだ秘密で、糸を切ることは許されていないのかもしれません。
元々口下手なマルコは子供の頃から口を縫われていて、会話をしたいとか糸を切りたいとか思わなかった可能性もあります。
言葉をあまり知らないのかもしれませんね。
恋をしたマルコは、ララとの会話中にボディランゲージでジェスチャーをたくさん交えて会話する姿を想像しちゃいました。
スコップはなぜ口封じされなかったの?
映画『えんとつ町のプペル』に炭鉱夫のスコップが登場しました。
お喋りスコップと言われるほど、お喋りなキャラです!笑
映画でも「マルコの野郎!」というセリフがあったので、マルコとは炭鉱夫仲間だったはずです。
どうやら『えんとつ町』には、炭鉱夫として石炭を掘る人間と、海底トンネルを掘っていたモンスターがいたのだと思われます。
海底トンネルを掘り終えたマルコは、炭鉱夫として雇われてスコップと知り合ったのでしょうね。
マルコが海底トンネルや貿易のことをしっていたら、真っ先に口封じされちゃいそうですもんね!笑
ララの父親ダンの職業は何?
ヒロインのララの父親は、映画『えんとつ町のプペル』では『煙突掃除屋』の社長でした。
煙突の煙が止まった『えんとつ町』では、煙突掃除の仕事は無くなりました。
絵本に「ララの父親は大会社の社長」と書かれている通り、新しい事業で大成功を収めました。
ダンの新たな仕事は、船の貿易商です。
映画では、ブルーノの船の設計図を書き上げ、船の造船も手伝っていたのです。
映画のエンディングに登場する船は、ダンの持ち船だったということになります。
妻を亡くしているダンは、一人娘のララを溺愛していて、マルコといモンスターと仲良くすることが父親として許せない感情があったのでした。
▶You Tube「みにくいマルコ~副音声~」(18分55秒頃)で、ララの母親について西野さんがお話されています。
ルビッチとアントニオが成長していないのは何故?
絵本では、なんとルビッチとアントニオが登場します。
この物語は映画『えんとつ町のプペル』から3年後の話です。
絵本のルビッチとアントニとはキャラクターが違うのですが、何故か映画の時から成長が感じられません。
これは西野さんも認めていて、絵本というエンターテインメントの話だから、成長してない二人を合えて登場させたようです。
深く考えずに二人の登場を喜びましょう!
何よりルビッチとアントニオが、ブルーノの紙芝居を子供たちに読んでいるのが、ファンにはたまらないのではないでしょうか。
アントニオが煙突掃除屋の服を着ていて、どうやらダンの会社に入ったのが分かります。
ルビッチとアントニオが親友になった姿が、私はとても嬉しかったです!!
▶You Tube「みにくいマルコ~副音声~」(29分45秒頃)で、ルビッチとアントニオの裏話を西野さんがお話されています。
▼こちらの記事で、ブルーノ紙芝居の全文を紹介しています。
マルタサンポーニャは登場するの?
今回「絵本みにくいマルコ」には、マルタサンポーニャは登場していません。
You Tubeの生配信で西野さんが言っていました。
西野さんの絵本でマルタサンポーニャが出てこなかったのは初めてだと思います。
マルタサンポーニャは、死者の心臓を運んだり、宇宙の星を作る作業を手伝ったり、しています。
死者が出そうなシーンに登場することが多いのですが、今回の絵本ではそういうシーンがなかったので、登場させなかったようです。
私も探したので、西野絵本ファンは絶対に探したんじゃないでしょうか?
▼片コンハンナさんの動画「夜空をかける配達屋さん」@マルタサンポーニャが紹介されています。ぜひ御覧ください
裏情報ですが、マルタサンポーニャは「映画えんとつ町のプペル」で、姿は見えませんが登場していたのです。
映画の副音声で西野さんの解説を聞いたときは、ワクワクが止まりませんでした!
今ならドライブインシアター「映画えんとつ町のプペル」が上映しているので、興味がある方は▶副音声第2弾を聞いてみてください。
えんとつ町にモンスターがいる理由は?
えんとつ町には昔からモンスターがいたみたいです。
理由は分かりませんが、You Tubeで少し語ってくれました。
「見世物小屋の歴史」にキーポイントが隠れているようです!
奇形な人を見世物として、舞台で客を集めたのが見世物小屋の歴史としてあるようです。
えんとつ町にはモンスターという先住民がいたのかも知れません。
もしかしたら、モンスターを弾圧して捕らえたのち、「見世物小屋」で展示したことが考えられます。
天才万博の舞台上で活躍するモンスター達の過去の時代背景も、西野さんは設計しているのだと思います。
フリークショー「海外の見世物小屋」の歴史
フリークショーとは“自然の畸形(freaks of nature)”と呼ばれる生物学的希少性を呼び物にしたショーのこと。サイドショーとも呼ぶ。日本では「見世物」に相当するものである。なお、サーカスとは区別されており、サーカスの隣で興行されることが多いためサイドショーと呼ばれる。
フリークショーで呼びものとなるのは、観客に衝撃を与える標準的な身体を持っている人々である。巨人、小人、両性具有者、奇病の患者、全身にタトゥーを入れた人、全身にピアスを入れた人、火を食べたり吹いたり、口に剣を突き刺す奇怪なパフォーマンスを行う人々たちのショーである。
日本の見世物小屋「非日常的なパフォーマンス、天然奇物、工芸を展示する小屋」
宝暦(1751−1764年)、明和(1764−1772年)の時期は、江戸時代における畸形見世物の全盛期となった。鍋食い男をはじめ、ダルマ男、クマ女、碁盤娘、馬男、蘇鉄男、三本足の女、カニ娘、猫娘などが大阪、京都、江戸の三都の見世物小屋で活躍した。
映画『えんとつ町のプペル』の看板があるの?
私の娘が見つけたのですが、映画『えんとつ町のプペル』の看板ありました。
よく見つけたなぁという驚きと興奮で、Twitterで紹介しちゃいました。
その他にも看板枠として販売されていて、サロンメンバーさんのお店や名前が看板等で出てきます!
「プペルの看板だ❗️」
次女が発見しました👆#みにくいマルコ#えんとつ町のプペル pic.twitter.com/TjYDlc2HJy
— シルクハット (@poupelle001) June 4, 2021
ボルダリング施設とコラボ予定なの?
マルコがララへプレゼントするために崖の上までタンポポを取りに行きます。
クライマックスはタンポポを表現した花火を打上て、ララを愛する気持ちを伝える物語です。
ただその裏側は、西野亮廣の下心だらけでした!笑
ボルダリング施設やアスレチック施設とコラボをして、崖を登るシーンを再現。
そして崖の上にはタンポポを置くことをもちろんします。
「ボルダリング=マルコ」のコラボが楽しい場所になれば面白いですよね!
▶You Tube「みにくいマルコ~副音声~」(31分50秒頃)で、ボルダリング施設の裏話を西野さんがお話されています。
まとめ
今回は、絵本「みにくいマルコ」の謎や疑問を調査しました!
・マルコの口が縫ってある理由は何?
・マルコの口が縫われているけど食べ物は食べられるの?
・マルコは会話ができるの?
・スコップはなぜ口封じされなかったの?
・ララの父親ダンの職業は何?
・ルビッチとアントニオが登場するけど成長していないのは何故?
・今回の絵本にマルタサンポーニャは登場する?
・えんとつ町にモンスターがいる理由は?
・絵本に『映画えんとつ町のプペル』の看板があるの?
・ボルダリング施設とコラボ予定なの?
まだまだ語り尽くせない内容ですが、調べていて私自身も楽しかったです。
西野さんの絵本は、本当に面白いしたくさんの方と協力して制作したから素晴らしい作品になったと思いました。
何か疑問や考察したいことがあれば、追記か記事にしたいと思います!
主人公マルコ(左)、ヒロインのララ(右)
裏表紙のマルコの口は縫われていません。
いつの日かララと楽しく会話できる日が来ることを願って、西野さんが描いたのかも知れませんね!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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